Column

WEコラムvol.6 生物多様性と食卓

こんにちは、ハッシーこと高橋勉です。
今回は、食欲の秋にちなんで私たちの食卓と生物多様性の関係について考えてみたいと思います。

秋です、カボチャの美味しい季節がやってきます。
煮て良し、焼いて良し、お菓子にしても良し。

ハロウィンでも大活躍のカボチャですが、実をつけるためには花粉を運んでくれる昆虫の存在が不可欠です。
ミツバチやマルハナバチに代表される「ポリネーター(送粉者)」です。

畑では、カボチャだけでなく、さまざまな植物の花が四季を通じて色をつけます。
そこにポリネーターが訪れ、花から花へ花粉を運ぶことで作物が結実します。
私たちの食卓を彩る野菜や果物の背景には、目立たないながらもこうした花とポリネーターのつながりがあります。

では、そのつながりを守るために、私たちには何ができるでしょう?

例えば中小規模の農園では、多品目の作物を育てたり、畦道に雑草の花を残したりすることで、小さな生きものたちが暮らせる環境を整えることができます。
そこには、ポリネーターをはじめ多種多様な生きものが集まり、農地そのものが生物多様性を育む場所になっていきます。
反対に、単一栽培が広がり花の種類が減ってしまうと、ポリネーターの活動にも影響が出ます。

生きもの同士のつながりを守るというのは、野山の自然を保護するだけではありません。
それは、私たちの食卓の多様性を守ることでもあるわけです。

食卓にカボチャが並んだら、ミツバチやマルハナバチが忙しく飛び交う姿を思い出してください。さらにそうしたポリネーターを陰で支える四季折々の花までイメージしてみてください。

きっと、いつものカボチャがもう一段おいしくなるはずです。

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